2023/12/21
山内屋の挑戦と取り組み
今年は特に肥料や関連資材の価格高騰、そして異常な高温により、いちごの育苗期に病気の多発という大変に厳しい状況に直面しました。
石垣いちごの栽培にとっても、農園の運営にも大きな影響を及ぼしました。
このような状況下ではございますが、お客様に喜んでいただけるいちごを提供するため、山内屋では様々な施策を講じました。
具体的には今シーズンより
- ・環境に配慮した有機質の肥料への切り替え
- ・丈夫な植物体を育成するため土壌微生物の活性化
- ・農薬の使用量を大幅に削減
- ・石垣の積み替えから行い、石垣内部の土壌改良
- ・伝統農法の継承と広報活動
と言った取り組みを行っております。
そして山内屋の大きな特徴ともいえるのですが、
これらの取り組みをすべてを女性達だけで行なっております。
石垣の積み替えを筆頭に、力仕事や大工仕事もなんのその!
バイタリティ溢れる面々の元気な笑い声が今日も響き渡ります。
先代たちの努力によって築かれた、自然の力を最大限利用するいちごの栽培は、
この地域でしかできない特別なもの。
より良いいちごを育て、お客様に安心してお召し上がりいただくために常に試行錯誤の只中にあります。
石垣いちごという伝統的な農法を次代に継承するため、
地域への持続可能な取り組みとして何卒ご了承の程お願い申し上げます。
前の記事 : 石垣への定植
次の記事 :